トリニティドラフト 3人ドラフトの流れを読む|色の空きを探す
書いた人:三つ巴ラボのトリ先生 / 最終更新:2026/09/24(Thu) / カテゴリ:ピック・戦略 / No.22
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この記事について 三つ巴ラボは、一ファンが運営する非公式のファンメディアです。『トリニティドラフト』の権利は、権利者(Mikiseishindo/AsobiDays)に帰属します。ルールは公式の説明書で確認した内容です(確認日:2026年9月24日)。最新の情報は公式でご確認ください。
こんにちは、三つ巴ラボのトリ先生です。 ドラフトに慣れてくると、「隣の人は何色を集めているんだろう?」と気になってきますよね。 トリニティドラフトのドラフトは3人で行います。人数が少ないぶん、パックの流れから読み取れることがたくさんあります。この記事では、次の3つを研究します。
- パックが回る向きと、「誰が自分の前に選んでいるか」
- 4ピック目に戻ってくる自分のパックから、色の空きを読む方法
- 2パック目で向きが変わったときの考え方
さあ、三つ巴の研究をはじめましょう。
結論:ラボのおすすめ方針
ここからはわたしの意見です。
- 4ピック目は「消えた2枚」を見る。最初に13枚全部を見たパックなので、何が取られたかが分かる唯一のパックです
- 1・3パック目は、右どなりの人のすぐ後に選ぶ。右どなりと色が重なると、良いカードが回ってきにくくなります
- 色が重なるのは当たり前。3人とも2色で組むなら、3人×2色=6つの枠を4色で分けるので、どこかは必ず重なります(ラボの計算)。「一番空いている1色」を探しましょう
※「ピック」は、ドラフトでカードを1枚選ぶことです。言葉の意味はトリニティドラフト用語集にまとめています。
前提になる公式ルール
- 1回のドラフトは3パック×3人=9パック。1パックは13枚です〔説明書p.10〕
- 手順は「A 1枚選ぶ → B 選んだ1枚を手元に伏せる → C 残りを裏向きの束にする → D 隣の人に渡す/隣の人からもらう」のくり返しです〔説明書p.11〕
- 渡す向きは、1パック目が時計回り、2パック目が反時計回り、3パック目が時計回りです〔説明書p.11〕
- 1パックを回し終えたら、これまでに取ったカードを確認します。一口メモでは、慣れないうちは取ったカードをいつ確認してもいい(ドラフト中のカードと混ざらないように)とされています〔説明書p.11〕
- 取ったカードは39枚すべて使い、メインデッキの中心の色は「基本的には2色。多くても3色」がおすすめです〔説明書p.13〕
ドラフトの手順そのものはドラフトの進め方で説明しています。

誰が自分の前に選んでいる?
時計回りのとき、パックは各席から見て左どなりへ渡し、右どなりからもらいます(説明書p.11の手順Dの写真と、ラボの図fig02で整理した向きです)。 1パック目で、3つのパックを誰がどの順番で選ぶかを、ラボで整理すると次のようになります。
| パック | 1番目に選ぶ | 2番目 | 3番目 |
|---|---|---|---|
| 自分が開けたパック | 自分 | 左どなり | 右どなり |
| 右どなりが開けたパック | 右どなり | 自分 | 左どなり |
| 左どなりが開けたパック | 左どなり | 右どなり | 自分 |
※説明書p.11の渡す向きから、三つ巴ラボが整理したものです。
表を見ると、1パック目では右どなりの人が、自分のパック以外のすべてで自分より先に選んでいることが分かります。3パック目も同じ向きです。2パック目だけは向きが逆になり、左どなりが先に選ぶ側になります〔説明書p.11〕。
「すぐ前に選ぶ人」をパックごとに図にすると、次のようになります。

ラボの研究メモ 1・3パック目の2回は、右どなりが「すぐ前に選ぶ人」です。右どなりと中心の色が重なると、欲しい色の強いカードを先に取られやすくなります。 わたしは、1パック目の中ごろまでに「右どなりが取っていなさそうな色」を探すことを意識しています。2パック目は左どなりが前になるので、そこで少し取り返せる、という見立てです。
4ピック目が一番の情報源
パックは3ピックごとに自分のところへ戻ってきます〔説明書p.11の手順から計算。ドラフトの基本方針で表にしています〕。

- 2ピック目・3ピック目に来るパックは、最初の中身を見ていないので、何が取られたかは分かりません
- 4ピック目に戻ってくる自分のパックは、1ピック目に13枚全部を見ています。消えた2枚は、左どなりと右どなりが1枚ずつ取ったものです
ラボの研究メモ ふむふむ、ここがこの記事の一番のポイントです。 4ピック目に自分のパックを受け取ったら、1ピック目に見た13枚と比べて、消えた2枚の色を確かめます。取ったカードは伏せるので〔説明書p.11〕、相手の手元は見えません。ドラフト中に読めるのは、この「消えたカード」だけです。 7ピック目・10ピック目にも、同じように2枚ずつ消えています。どの色が早く消えるかを見ていくと、相手2人が集めている色の見当がついてきます。 ただし、消えた2枚のどちらを誰が取ったかまでは分かりません。「2人合わせて何色を取っているか」を読む、くらいの気持ちで見るのがおすすめです。
遅れて回ってくる強いカードも手がかり
ラボの研究メモ 2ピック目・3ピック目のパックに、ある色の強いカードが残っていたら、前に選んだ人がその色を取っていないのかもしれません。とくに1パック目の後半に、同じ色の良いカードが何度も回ってくるなら、その色は空いている可能性があります。
3人×2色=6枠を、4色で分ける
エピックは赤・青・黄・紫の4色で、ドラフトカードにも4色があります〔説明書p.14、p.22-25〕。 3人がそれぞれちょうど2色を中心にすると仮定すると、6つの枠を4色で分けることになります。枠のほうが2つ多いので、必ずどこかの色で中心の色が重なる計算です(ラボの計算)。
ラボの研究メモ だから、「誰とも重ならない2色」を探す必要はありません。1色だけでも空いている色を見つけて、もう1色は多少重なってもよい、と考えると気が楽になります。 色の決め方そのものは、色の決め方|メインデッキは2色が基本と言われる理由で研究しています。
場面別の考え方
1パック目:強さで選びながら、消えた色をメモ
ラボの研究メモ 序盤は強さで選ぶのが基本です(ドラフトの基本方針)。そのうえで、4ピック目・7ピック目に「自分のパックから消えた色」を頭の中でメモしておきます。
2パック目:向きが逆になる
ラボの研究メモ 2パック目は、左どなりが先に選びます〔説明書p.11〕。1パック目で左どなりに渡したカードの色を思い出してみてください。あなたが強いカードを流した色は、左どなりがその色に入っているかもしれません。
3パック目:枠を埋める
ラボの研究メモ 3パック目は、もう一度右どなりが先に選ぶ向きです。この時点では色がほぼ決まっているので、流れを読むより「メインデッキ23枚とライフデッキ16枚の枠が埋まっているか」を優先します。
3人ドラフトならではの注意
隣の2人は、2人とも対戦相手です。あなたが渡したカードは、必ずどちらかの相手のデッキに入ります。さらに、取ったカードは色が合わなくてもライフデッキで使えます〔説明書p.13〕。
ラボの研究メモ 「相手の色の強いカードを流さない」という考え方も、トリニティドラフトでは効きやすいです。自分の色でなくても、バースト効果が良ければライフデッキで役に立つからです。ライフデッキの選び方はライフデッキの組み方で研究しています。 最後に残りがちなヴォイドの扱いは、ヴォイドとの付き合い方で紹介しました。
例題:4ピック目のパックから読んでみよう
架空の場面です(カード名は出しません)。1ピック目、自分のパックには赤の強いカードが2枚、青の強いカードが1枚、黄と紫は並みのカードでした。あなたは赤の強いカードを取りました。
4ピック目に戻ってきたパックを見ると、赤の強いカード(残り1枚)と、青の強いカードが消えていました。
ラボの研究メモ 相手2人のうち、赤と青を取った人がいそうです。黄と紫の並みのカードは残っているので、この時点では黄か紫が空いているかもしれません。わたしなら、赤を続けるかどうかは2〜3回の様子見にして、黄・紫の強いカードが回ってきたら積極的に取ります。 もちろん、1回の観察だけで決めつけるのは早すぎます。7ピック目の結果と合わせて判断しましょう。
この方針が当てはまらない場面

- 1枚で試合を決める強いカードがあるとき:読みより強さを優先します。高レアリティのカードは最優先で確保しよう、と説明書もすすめています〔説明書p.12〕
- 2人用ルール(DUEL):パックの数とドラフトの方法が違います〔公式サイト 2人用ルール〕。DUELのドラフトは、DUELのドラフトと立ち回りで扱っています
- ユナイト:702枚からパックを作るので、同じカードが出てくる確率が変わります〔公式サイト ユナイトシステム〕。ユナイト(702枚)のドラフトで研究しています
この記事の読み方は、まだ研究中の仮説です。3人の好みや遊ぶ回数によっても、読みの当たり方は変わるでしょう。
関連ツール
次に読む記事
- ピックのコツ|最初の数枚で何を取る?:最初の数ピックの選び方
- 色の決め方|メインデッキは2色が基本と言われる理由:2色にしぼる時期
- ヴォイドとの付き合い方|取る・取らない・誰が持ったか:最後に残るヴォイドの扱い
今日の研究はここまで。次のドラフトでは、4ピック目に戻ってきたパックで「消えた2枚」を探してみてくださいね。三つ巴ラボのトリ先生でした。
出典(公式情報)
確認日:2026年9月24日
- 『トリニティドラフト』説明書(ブレイズ)p.10-14、p.22-25:https://yellowkitten3.sakura.ne.jp/TD/PDF/blaze.pdf
- 『トリニティドラフト』説明書(ファントム)同上のページ:https://yellowkitten3.sakura.ne.jp/TD/PDF/phantom.pdf
- 公式サイト 2人用ルール(DUEL):https://trinitydraft.com/DUEL
- 公式サイト ユナイトシステム:https://trinitydraft.com/rule/unite
三つ巴ラボは、一ファンが運営する非公式のファンメディアです。『トリニティドラフト』の権利は、権利者(© Mikiseishindo/AsobiDays)に帰属します。 文:トリ先生(三つ巴ラボ)
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