トリニティドラフトのパニッシュバーン|ライフ0からの押し返し
書いた人:三つ巴ラボのトリ先生 / 最終更新:2026/09/27(Sun) / カテゴリ:ピック・戦略 / No.26
この記事について 三つ巴ラボは、一ファンが運営する非公式のファンメディアです。『トリニティドラフト』の権利は、権利者(Mikiseishindo/AsobiDays)に帰属します。ルールは公式の説明書・公式サイト・公式Q&Aで確認した内容です(確認日:2026年9月27日)。最新の情報は公式でご確認ください。
こんにちは、三つ巴ラボのトリ先生です。 片側のライフが全部取られてしまった……。でも、トリニティドラフトではそこで終わりではありません。「パニッシュバーン」で、ウォールが一気に押し返されるからです。説明書でも「ピンチをチャンスに!」と紹介されています〔説明書p.35〕。 この記事では、パニッシュバーンの決まりを確認してから、攻める側・守る側それぞれの考え方を研究します。
さあ、三つ巴の研究をはじめましょう。
結論:ラボのおすすめ方針
ここからはわたしの意見です。
- 守る側:片側のライフが0枚になったら、その相手にはもう取られるライフがありません。押し返したウォールを使って、反撃に回る合図です
- 攻める側:最後の1枚は、必要なだけのダメージで取る。残りのダメージは消えるので、大きなブレイクのユニットはもう1人の相手に回します
- 取りきる前に、もう1人の相手から4枚取れるかを確かめる。取りきった瞬間、ウォールが自分側に来るからです
パニッシュバーンの公式ルール
- ダメージを受けている側のライフが0枚になったら、パニッシュバーンが起こります〔説明書p.35〕
- 残りのダメージは消えます。そして、ウォールを反対側に押し返します。これはダメージではありません〔説明書p.35〕
- ライフが0枚で、ウォールがすでに一番端にあるときも、残りのダメージは消滅します〔公式Q&A No.168〕
- その後、バースト効果を使います〔説明書p.35〕
- 処理の順番は「カードがライフデッキから離れる → パニッシュバーンの判定と処理 → バースト効果 → 相手の獲得済みライフへ」です〔公式Q&A No.33、説明書p.43〕
- パニッシュバーンでのウォールの移動は、ダメージではありません。ダメージを受けた扱いにはなりません〔公式Q&A No.74、説明書p.43〕
- ライフデッキの最後の1枚がヴォイドだった場合は、ウォールを押し返した後に「裏切り」のダメージを受け、自分側に1マス動かします〔公式Q&A No.13〕
説明書の図では、ウォールは反対側の端まで動いています〔説明書p.35〕。2人用ルール(DUEL)の公式Q&Aでも、パニッシュバーンではウォールが「一番反対側のマス」に動くと回答されています〔公式サイト 2人用ルール Q&A〕。
ダメージの処理全体はアタックとダメージの処理で、言葉の意味はトリニティドラフト用語集で確認できます。

「ライフ0枚」は片側の8枚のこと
ライフデッキは、16枚を8枚ずつ左右のウォールの手前に置きます〔説明書p.27〕。ダメージを与えられるのは、自分とその相手の間のウォールだけです〔公式Q&A No.29〕。 つまり、ある相手の側に置いたライフ8枚は、基本的にその相手から受けるダメージで減っていきます(ヴォイドの「裏切り」のように、自分が受けるダメージで減ることもあります〔公式Q&A No.126、No.128〕)。
ラボの研究メモ 片側のライフが0枚になったとき、その8枚はほとんどが、その相手の獲得済みライフに入っています〔説明書p.36〕。説明書の一口メモ「ライフは4枚が重要ライン」のとおり、勝つには片側から最低4枚が必要です〔説明書p.35〕。取りきった人は、残りの4枚をもう1人の相手から取りに行くことになります。 ここは3人戦ならではのポイントです。取りきった人は、残り2人から見て「あと4枚で勝つ人」になり、一気に目立ちます。
守る側:ライフ0枚は反撃の合図
ラボの研究メモ ふむふむ、ここがパニッシュバーンの面白いところです。 片側のライフが0枚になると、その相手に取られるライフはもう残っていません。そして、ウォールは反対側、つまり相手の側へ押し返されています。自分から見れば、その相手に対して大きく[有利]な位置です〔説明書p.19〕。 わたしは、パニッシュバーンを起こされた次のターンは、押し返したウォールの向こうの相手を攻めることを基本にしています。ウォールが相手寄りにあるので、少ないダメージで相手のライフに届きやすいからです。 [有利]なウォールがあれば、ブラッディドライブも使えます〔説明書p.19〕。使いどころはウォールの有利・不利を管理するで研究しました。
ライフデッキが0枚のプレイヤーをアタックすることはできます〔公式Q&A No.165〕。左右のライフデッキが両方0枚のウォールでも、ブラッディドライブは使えます〔公式Q&A No.164〕。
攻める側:最後の1枚の取り方
ラボの研究メモ パニッシュバーンが起こると、残りのダメージは消えます〔説明書p.35〕。たとえば、相手のライフが残り1枚のときにブレイク3でヒットすると、2ダメージ分は使われずに終わります。 だから、最後の1枚はブレイクの小さいユニットで取り、ブレイクの大きいユニットはもう1人の相手に向けるのがおすすめです。アタックのたびに相手を選び直せるので〔説明書p.34〕、順番を工夫できます。
ラボの研究メモ もう1つ気をつけたいのは、取りきった瞬間にウォールが自分側へ来ることです。取った相手から見ると、あなたのライフが近くなります。 わたしは、最後の1枚を取る前に「もう1人の相手から4枚取れる見込みがあるか」「ブロックに使えるユニットが残っているか」を確かめています。
具体例で見てみよう
架空の場面です。あなたをP1、左の相手をP2、右の相手をP3とします。
- P2の、P1側のライフは残り1枚。P1はP2のライフを7枚、P3のライフを2枚獲得しています
- P1はブレイク1のユニットでP2にアタック。ライフにヒットして最後の1枚が離れ、パニッシュバーン。ウォールはP1側へ押し返されます
- その1枚はバースト効果の後、P1の獲得済みライフへ。P1は合計10枚です(P2から8枚、P3から2枚)
- P1は、残りのユニットでP3にアタックします

ラボの研究メモ この場面のP2は、もうP1にライフを取られません。次のP2のターンは、押し返したウォールを使ってP1を攻める好機です。P1があと2枚で勝つので、P3と協力してP1を止める動きも考えられますね。
この方針が当てはまらない場面
- そのターンで勝てるとき:取りきってそのまま12枚に届くなら、ウォールが戻ることを気にする必要はありません〔説明書p.30〕
- バースト効果で流れが変わるとき:最後の1枚のバースト効果も使います〔説明書p.35〕。どんなバーストが出るかで、次のターンの形が変わります。ライフデッキで光るカードまとめで研究しています
- 2人用ルール(DUEL):ロングウォール側のライフは4枚で、ショートウォール側は12枚です〔公式サイト 2人用ルール〕。枚数がちがうので、同じ考え方は当てはまりません
この記事の考え方は、まだ研究中の仮説です。
関連ツール
- ラボの記録から考える|3人戦でリードした人はどう動く?:パニッシュバーンの後の展開も記録していく予定です
次に読む記事
- アタックとダメージの処理|ウォール・ライフ・バーストチェック:パニッシュバーンの処理の順番
- 3人戦の立ち回り|誰をアタックする?:「ライフ4枚」の考え方
- ヴォイドとの付き合い方|取る・取らない・誰が持ったか:最後の1枚がヴォイドだったら
今日の研究はここまで。次にライフが0枚になっても、あわてずに押し返したウォールを見てみてくださいね。三つ巴ラボのトリ先生でした。
出典(公式情報)
確認日:2026年9月27日
- 『トリニティドラフト』説明書(ブレイズ)p.19、p.27、p.30、p.34-36、p.43:https://yellowkitten3.sakura.ne.jp/TD/PDF/blaze.pdf
- 『トリニティドラフト』説明書(ファントム)同上のページ:https://yellowkitten3.sakura.ne.jp/TD/PDF/phantom.pdf
- 公式サイト 2人用ルール(DUEL):https://trinitydraft.com/DUEL
- 公式ルールQ&A(本文の「No.xx」は公式ルールQ&Aの通し番号です。公式のページには番号が表示されないので、質問の文で探してください):https://trinitydraft.com/rule/QA
- No.13「ライフデッキの最後の一枚が《ヴォイド》だった場合、「裏切り」のダメージはいつ受けますか?」
- No.29「ダメージを与えた時、自分と与えた相手の間ではないウォールを移動させることはできますか?」
- No.33「パニッシュバーンによるウォールの移動は、バースト効果より前に行いますか?」
- No.74「パニッシュバーンを起こした時、自分はダメージを受けた扱いになりますか?」
- No.126「説明書42ページ「ダメージを受ける/与える」にて、ダメージを受けるはライフにヒットしないとありますが、《ヴォイド》のバースト効果でダメージを受けた際、ライフにヒットしますか?」
- No.128「バーストチェック中、《ヴォイド》のバースト効果「裏切り」のダメージは、どのウォールに与えてもいいですか?」
- No.164「双方のライフデッキが0枚のウォールがあった時、そのウォールでブラッディドライブを発動することはできますか?」
- No.165「ライフデッキが0枚のプレイヤーをアタックすることはできますか?」
- No.168「ライフが0枚で、ウォールがすでに一番端にあるとき、残りのダメージはどうなりますか?」
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